My favorite Tokyo~#136 垂直を生きる。
建物のだらけの東京。
その景色は垂直はだらけです。
毎日がロッククライミングならぬ、「ウォール」クライミングのようで。
足を滑らせてしまうと、すぐに真っ逆さまに落ちて、その分、登った時は気持ちよくて。
登るか落ちるか。
都会と田舎の雰囲気・時の速さの違いって、垂直があるか、曲線があるかのような差だと思います。
超高層ビルの壁面がグレーが多いのも、東京に坂道が多いのも、東京から見る富士山がやたら美しく見えるのも。
本能的に人は曖昧やなだらかな曲線を求めているかもしれないと思うのです。
一歩一歩。少しだけ心にゆとりを。
写真は僕が東京で好きな垂直ベスト3に入る飯田橋駅の垂直。
あそこを超えるとなんかありそう。