My favorite Tokyo~#111 1,000万人のカメラマン
移動が手軽な分、人の顔よりもスマホの画面を見ている時間が多いような街。
(僕のそのうちの1人ですが。)
バスで、電車で、タクシーで。
ぼんやり次々と変化する街の景色をみていたり、指先での会話を楽しんだり。
そして、街に出て、視線をあげれば、あっちでもパチリ、こっちでもパチリ。
街中至るところでカメラマンと出会います。
僕はスマホがあって1番の良かったと思うのは、情報収集はもちろん、街で立ち止まる瞬間が増えたことです。
自分でハンドルで握り、アクセルを踏み込み、流れていく景色を切り取らず、ただ感じる事も、自分だけに保存しておくこと、何者にも代えがたいことです。
一方で、この景色いいなって思ったら、すぐにスマホを取出し、シャッターボタンを押す。
素人でもそこそこ綺麗な写真がとることが出来て、保存したり、みんなとシェアなんか出来てたりして。
そんなことも良いと思うのです。
実はスマホの登場、写真をとる回数が増えて、街に対して、新しい発見があった、好きになった。
そんな人も少しはいるのではないでしょうか。
僕はそのひとりです。
1,000万人のカメラマンの中には、どんな東京が写っているのだろう?