My favorite Tokyo~#42 境界線
東京で生活を始めて新鮮な感覚だったことのひとつに、ほぼ毎日「区と区」、あるいは「都と県」の境界線を超えることでした。
電車で10数分で、あっと違う県に行けること。
あるいは自転車でも、歩いてでも数分。場所によっては、隣の区画が他の行政区域。
冨山にいた頃は、ありえない事でした。
学校も遊びもほぼ同じ市内。
行動の99%は市内で完結していました。
たまに他の市に行く時は、主に両親の車で両親の実家に行ったり、部活の試合位。
なので、他の市に行くことは小旅行のようなもので、少しワクワクしていました。
それが今は当たり前のように境界線を超えています。
もちろん、東京と富山では広さの違いはありますが。
いくつになっても、境界線を越える時の「少しワクワク」は忘れたくないものです。